2013.02.27更新
全身疾患と歯周病のかかわりをお話ししていきたいと思います。
歯周病について気になられてる方もいるかと思います。
妊娠中の女性で歯周病に罹患していると、低体重児や早産の危険が高くなることが報告されています。
つわりによって口腔内環境が不良になりやすいために歯周病にかかりやすくなるのです。
心疾患と同じで、歯周病による炎症性物質が胎児に影響を及ぼすことが報告されているため、低体重児や早産の危険性が高まると言われているのです。
誤嚥性肺炎も歯周病とかかわりのある疾患の一つになります。
肺や気管は咳などの生理的な反応によって通常は守られていますが、生理的機能が衰えてくると自らの唾液や、食べ物などが誤って肺に入ってしまうことで炎症を起こしてしまい、肺炎になってしまうと言うものです。
主な原因は唾液中に含まれる細菌で、歯周病菌も関連していると言われています。
体力が落ち、食物の飲み込みがうまくいかない方は特に注意が必要です。
最後に骨粗鬆症です。
長年の生活習慣などによって骨が弱くなる病気で、全身的に骨が弱くなると、歯を支えている歯周組織にも影響があると言われています。
歯周病は歯を支える歯周組織を破壊してしまう病気です。
骨粗鬆症は歯周病を進行させる一因と考えられています。
ごく一部ですが、全身疾患とのかかわりを書いてみました。
お口の関してお困りのことがありましたら、ぜひ当歯科医院にご相談ください。
全身疾患との関わりも含めて詳しく説明させていただきます。
投稿者: かめいどファミリー歯科
2013.02.27更新
お口の病気はお口だけでなく、体の様々な症状とも関連してきています。
特に歯周病は全身と関わりが深いと言われていますので、
簡単ではありますが、どんな病気と関わりがあるのかを見ていきたいと思います。
歯周病は歯を支えている組織である歯槽骨や歯肉の病気です。
進行していくと歯を支えている骨が溶け出し、重症な場合には歯の揺れが大きくなり、自然に抜け落ちてしまうこともあります。
その歯周病が、どういう風にかかわっているのでしょうか。
まずは糖尿病です。
糖尿病は血糖値を下げるホルモンのインスリンがうまく機能しなくなり、高血糖の状態が続く病気です。
高血糖の状態が続くと様々な弊害を起こしてきます。
歯周病もその一つと考えられています。
糖尿病でない人に比べ、歯周病になるリスクも高いことが近年報告されています。
歯周病の治療によって歯肉の炎症が改善されるとインスリンの働きが良くなり、血糖値も改善してくる可能性があると報告がされています。
そして、心疾患です。
食生活や運動、ストレスなど様々なことが原因で引き起こす生活習慣病の一つです。
歯周病のある人はない人と比べ、発症するリスクが高くなると言われています。
歯周病によって歯肉で産生される炎症性物質が心臓血管にも影響を及ぼしているからと言われています。
少しでも気になるようでしたら、お気軽に当歯科医院にお問い合わせください。
次はほかの疾患についてみていきたいと思います。
投稿者: かめいどファミリー歯科
2013.02.20更新
生活のふとした瞬間に歯をくいしばっていたり、唇をかんでいたりという癖はありませんか。
うつぶせで寝ることや歯ぎしりなども顎にかなり負担をかけてしまうことになります。
こうした顎に負担をかけてしまう行動が顎関節症に繋がっていきます。
歯をくいしばったり、寝ている間に歯ぎしりという行動はストレスの影響からとも言われています。
ストレスを軽減していくことで改善できることもありますが、無意識の行動が多くなりますので、改善のしようがなかなかありません。
そこで、顎関節症の治療として有効になってくるのがマウスピースになります。
このマウスピースは寝ている間に歯や顎を保護してくれ、負担がかからないようにするものです。睡眠の質を上げてくれる働きもあります。
口を開けるとカクカク音が鳴って気になる方や、大きく口を開けることができない方、まず当歯科医院にご相談ください。
マウスピースはお一人お一人、患者様の口腔内に合わせて作成していきます。
投稿者: かめいどファミリー歯科
2013.02.20更新
歯科医院で使用するレーザー治療とはどういった治療でしょうか。
レーザー治療とはある単一の波長からなるレーザー光線を照射することによって、治療的効果を出していく方法になります。
当歯科医院でもレーザー治療を行っておりますが、メリット、デメリットを見ていきたいと思います。
まず、メリットからです。
出血を抑えることが可能になります。
歯茎の切開や抜歯をした際の出血がほとんど抑えられるために、治療部位がしっかりと確認が取れます。
確認ができるために、正確な治療が期待できると言えます。
また術後の出血のリスクも抑えられてきます。
炎症を起こしている組織を高温で蒸発させていくので、痛みを緩和させることができます。
虫歯治療においては従来の機器とは違い、歯を削るときの振動や音がないため、不快に感じることがなくなります。
そしてデメリットですが、治療時間がかかる事、場合によっては保険が適用されないことがあります。
詳しくは当歯科医院スタッフにお気軽にお尋ねください。
投稿者: かめいどファミリー歯科
2013.02.13更新
口臭の原因とは何があげられるでしょうか。
まずは生理的なもので、これは食べ物やたばこ、アルコールなどによって生じるものです。
特にニンニクやニラ、ネギなどが上げられます。
にんにくは腸から吸収された成分が血液中に入り、体中を回って肺から吐き出されるのでいつまでも臭いが残ってしまいます。
アルコールも本人はわかりにくいですが、強い臭いが漂ってきます。
生理的口臭の場合には牛乳が効果的ですので、お試しください。
そして、病的口臭というのがあります。
病的口臭には歯科で最も関係あるのがむし歯、歯周病、口内炎になってきます。
また、全身疾患とも関係のあるものなど様々です。
たくさんの病気の中でも、最も口臭の原因になりやすいのがむし歯と歯周病です。
慢性的なものになると約9割を占めると言われています。
この両方ともに関係するのが細菌のプラークです。
この細菌が出す毒素の強い臭いこそが口臭の原因要素です。
歯に付着したプラークは家でのホームケアで除去することができますが、歯肉の下側に入ったものだと、歯科医師、歯科衛生士でなければ除去できません。
当歯科医院は口臭治療も積極的に行っています。
口臭が気になる方は当歯科医院でご相談ください。
投稿者: かめいどファミリー歯科